こんにちは。ヒーリングライフ、ユッキーナです。いつも閲覧していただきありがとうございます!
シングルマザーになると収入の不安があるため「資格」を取りたい方は多いですよね。
私の場合は職業訓練でお金をもらいながら勉強し、デザインとWEBサイト作成に関する資格を取得し、今の会社に入社しました。
資格ですが、取得すれば安定して安心、というわけではありません。
例えるなら、資格とはやりたい仕事をするための入場チケット。やりたい仕事や、長く続けられる仕事を得るための入口として必要なものです。
シングルマザーの場合は、そもそも資格取得する際に学校に通うお金や時間を確保するのが難しい、という人が多いのではないでしょうか。
そんな人にとって職業訓練はとても心強い存在。今回の記事は少しボリュームが多め(3500文字ほど)ですが、お金をもらいながら資格を取得できる方法や、無料で学ぶ方法をお伝えします。
- まずはハローワークが行う職業訓練と求職者支援制度について知ろう
- お金をもらいながら学べる資格は?仕事に活かしやすい資格の選び方
- 母子家庭の自立支援教育訓練給付金と高等職業訓練促進給付金について
- シングルマザーが、空き時間に無料で学べる2つの方法。
- シングルマザーが最低限とるべき資格は◎◎の資格!
まずはハローワークが行う職業訓練と求職者支援制度について知ろう
失業した時、もしくは退職予定の場合、雇用保険を生かして職業訓練を活用することができます。自身が雇用保険を払っているかどうかは、給料明細を見ると確認することができます。
正社員、派遣社員、契約社員、パートなどでも払っている場合がほとんどですが、無職であったりアルバイトであったり、稀に正社員でも雇用保険を払っていない場合はあります。
ですが、あきらめる必要はありません。求職者支援制度を活用してお金をもらいながら職業訓練を受けることができます。
ただし、雇用保険の有る、無しに関わらず、条件を満たしていない場合は雇用保険を活かした職業訓練や求職者支援制度を活用することができません。
活用したい場合は必ず一度ハローワークの窓口に行き相談をしてください。
お金がもらいながら学べるとはいえ、具体的に
- いくら支給されるのか?
- いつから支給されるのか?
については、その方の経済状況や、以前いくら給料をもらっていたか?職業訓練の開始時期などにより大きく変わります。
窓口に行った際に、実際に給付される金額と職業訓練を開始した場合、いつ給付されるのかのタイミングについて質問をすると、概算ですがその場で計算して教えてもらえますので、遠慮せずに質問をしてみましょう。
お金をもらいながら学べる資格は?仕事に活かしやすい資格の選び方
職業訓練でどんな資格について学ぶことができるのか?については、ハローワーク(職業安定所)に行く、もしくは近隣のハローワークのWEBサイトで紹介されています。そちらを確認してみましょう。
ですが、いざ学べる資格についての情報を見たときに、どの訓練について学んでみようか悩みますよね。
職業訓練を生かして良い転職ができた私の経験から言うと、
- 資格を生かした仕事(求人)があるか?
- 未経験OKの求人があるか?
- 求人の年齢制限で引っかからないか?
の3点を事前に調べておくことが大切だと考えています。
資格を生かした仕事(求人)があるか?
せっかく資格を取得しても、求人が無ければ資格をとる意味がありません。事前に求人サイトを検索をし、しっかり確認しておきしましょう。
未経験OKの求人があるか?
資格をとったばかりの場合、実務経験はありませんから未経験からスタートとなります。そのため未経験OKと記載のない会社に応募しても、書類選考で落とされる可能性が高いのです。未経験OKの仕事は多いかどうか、確認してみましょう。
年齢制限で引っかからないか?
例えば、企業によっては30歳までや35歳までしか求人していない場合もあります。
私は過去に人事関連の仕事をしていた経験があるのですが、30歳以上の年齢になると、仕事の覚えが20代に比べてよくなかったり、今までの自分の実績や経験にこだわりすぎて、言われた仕事を素直にこなすことが出来ない、などの問題が出てくる場合があります。
企業側からするとなるべく早く会社の戦力になる人が欲しいわけですから、教育コストがあまりかからない人を採用したいという思いがあります。そのため、年齢制限を設けるわけです。
反対に、福祉関係の仕事や接客業などの仕事だと、年齢がある程度高いほうが人生経験も豊富で、サービスを利用する側から安心感があるため、年齢を生かして仕事をしてほしいと考える会社もあります。
- 年齢が高いから転職が難しい
- 年齢が高いと世の中に必要とされなくなる
とネガティブに考えるのではなく、年齢も経験も転職に活かすと考えると良いでしょう。
以上の3点を踏まえた上で、自分がどんな職業訓練を学ぶと良いか選別することがオススメです。
母子家庭の自立支援教育訓練給付金と高等職業訓練促進給付金について
自立支援教育訓練給付金と高等職業訓練促進給付金は、国と自治体(市町村)が協力して行う制度です。就業経験が乏しい家庭向けですが、職業訓練に比べて
- 取得できる資格の種類が限られている
- 市町村によって申込みできる資格の種類にばらつきがある
ので、まずは地域の役所の窓口に相談すると良いでしょう。
自立支援教育給付金は、学ぶためにかかった経費の一部が補助される制度。
対象教育訓練を受講し、修了した場合、経費の60%(1万2千1円以上で20万円を上限)が支給されます。(雇用保険法に基づく一般教育訓練給付金の支給を受けることができる者は、その支給額との差額を支給。)
また、高等職業訓練促進給付金の場合は、現在看護師や介護福祉士、理学療法士など、医療福祉系の仕事が対象の場合が多いです。
養成機関において1年以上のカリキュラムを修業し、対象資格の取得が見込まれること
○ 仕事または育児と修業の両立が困難であること※平成25年度入学者から父子家庭も対象
(3) 支給額・期間
○ 高等職業訓練促進給付金
【支 給 額】 月額100,000円 (市町村民税非課税世帯)
月額 70,500円(市町村民税課税世帯)
【支給期間】 修業期間の全期間(上限3年)
○ 高等職業訓練修了支援給付金
【支 給 額】 50,000円(市町村民税非課税世帯)
25,000円(市町村民税課税世帯)
【支給期間】 修了後に支給
月額10万円は大きい金額ではありますが、その金額で生活できるかどうか?は自身の貯蓄と照らし合わせて考える必要があります。
シングルマザーが、空き時間に無料で学べる2つの方法。
意外と知られていませんが、派遣会社に登録をすると派遣会社のeラーニングが活用できます。自宅のPCからログインして学んだり、派遣会社が営業所内に準備している施設のPCで学ぶことができます。
こちらは、派遣会社が無料で準備しているサービスであり、派遣登録している人のスキルアップを目的としたものです。
また地域によっては、シングルマザーを支援する団体が主催するスキルアップのための無料講座があります。私の地元石川県の支援団体からは、こんな情報が最近届きました。
こちらは石川県の母子会が主催している講座。非常に素晴らしいのは、無料で参加でき子供の保育があるところです。
こうした情報を発信している地域の団体に登録し、情報を取りこぼさないようにすることも大切だと私は思います。
シングルマザーが最低限とるべき資格は◎◎の資格!
シングルマザーがとっておくべき資格については、様々なサイトでも情報がありますが、私はとにかくPCを最低限使えるようにすることが、大切だと考えています。そのためにはワードとエクセルの基礎が学べるPC検定3級は取得しておくと良いと思います。
PCを使えるようになると、土日祝日休みのデスクワーク仕事に就きやすくなることもさることながら、そこから学び続ければ、設計やデザイン等の他のPCを使った仕事ができるようになったり、在宅でPCを使った副業をすることも可能になります。
またシングルマザーは福祉関係の仕事に就く方も多いです。シングルマザーの私の姉は介護職ですが、現在職場でPCを使って記録を残すことは普通になってきているとのこと。先日はパワーポイントを使い、受けてきた研修報告について作成をしていました。
PCが苦手、新しいことを覚えるのがしんどい。そう思う方もいるかもしれませんが、実際に職業訓練に通うと、50代以上の年齢の方でもPCの使い方を学びにきています。
ますますIT化やデジタル化が進む今の時代、PCが苦手のままでいることは、自分の収入源を狭めている状態といえます。
仕事の幅を広げるためにも、時代についていくためにも、最低限PCを使えるようになるところから始めてみてはどうでしょうか。出来ることが少しずつ増えると、自信につながり、収入UPにもつながります。
お金をもらいながら&無料で学びながら、シングルマザーでも賢く収入をあげていきましょう!
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