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北陸にUターンしたシングルマザーが、ひとり親のお金と副業に役立つ情報発信中!

私が体験した、シングルマザーが日常的に受けるモラルハラスメントとは?

こんにちは!
北陸にUターンしたシングルマザー、ヒーリングライフのユッキーナです。


最近はブログ以外に、コラムの執筆に力を入れています。先日マザーポートさんで転職に関する記事を2記事UPさせてもらいました(^^)

 

シングルマザーの転職。シングルマザーが上手に転職するコツとは?(収入UP編)|連載|シングルマザー向けシェアハウスを探すならマザーポート。新しい暮らしのための家を見つけます

 

シングルマザーの転職。シングルマザーが上手に転職するコツとは?(働きやすい職場編)|連載|シングルマザー向けシェアハウスを探すならマザーポート。新しい暮らしのための家を見つけます

 

シングルマザーに役立つ情報を発信し続けていきたいので、執筆のご依頼がありましたらぜひご相談ください。

 

 

 

さて、今回はモラルハラスメントについてがテーマ。

 

私はブログの過去記事である会社でお局様からのパワーハラスメントが影響で転職したことを何回かご紹介しています。

 

パワハラは、上司が立場を利用し、部下に精神的や肉体的な苦痛を与える行為ですが、仕事上の力関係を利用せずに行われる嫌がらせ・精神攻撃がモラルハラスメントです。

 

 

 

 

 

 

相手は無意識!? シングルマザーにとって日常茶飯事のモラルハラスメント

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私がシングルマザーになってから驚いたのは、日常的にモラハラ発言を浴びせられることです。

 

まずは一例としてこんな会話。

 

 

Aさん「旦那さんは何してる人だっけ?」

ユッキーナ「シングルマザーなんで、旦那いなんですー」

Aさん「あ、ごめん!」

 

 

これ、よく言われます。
これを言われると毎回「この人は、モラハラ気味だなぁ」と感じているのです。

 

 

このAさんはおそらく

 

「もしかしたら秘密にしたいことだったかもしれない。失礼なこと聞いてしまったかも!」

 

の意味でごめんと言っているのかもしれませんし、悪意はないかもしれません。

 

ただ、シングルマザー側も本当に言いたくなかったら言いませんし、私は言いたくなければ「あー、そこはノーコメントで!」と返します。

 

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Aさん的には配慮のつもりでしょうが、その裏には

 

ひとり親家庭はマイノリティでみんなと違うから、隠すべき内容」

 

という「シングルマザーって、恥ずかしいこと」という軽い差別意識や「みんな一緒でいるべき!」という同調圧力の思考が、それを言ってしまう人の中にあるんだろうなーと私は考えます。

 

でも、こういうのって無意識だったり、悪意がないから仕方ないでしょ?なんて言う方もいるかもしれませんが、基本的にモラルハラスメントは加害者側が当たり前にやっている行為であり無意識の場合が多いのです。

 

個人的にはこういう人に対して

 

「あ?ごめん!って…どういうことなん?」

 

と、地元の方言で問い詰めたいところなのですが、

 

いちいち喧嘩を売っていたら周りが敵だらけになってしまうので、一旦この方と心の距離を充分にとります(イメージは30メートルくらい)。

 

「ごめん!」と言われることで、精神的に傷つくシングルマザーがいること。それをまず、知ってもらいたいと思います。

 

一方、シングルマザーです!と言うと、こんな回答をくれる方もいます。

 

「一人で子育てがんばっていて、偉いね!」

「何か手伝えることとか、協力できることってある?あったら気軽に言ってね!」

 

こうしたポジティブな言葉で返ってくると、とても安心感がありますし、同じ社会に暮らす人間として対等に扱ってもらえていると感じます。

 

今までなんとなく「ごめん!」と言ってしまったことがある人は、ぜひポジティブな返し方をしてみて欲しいです。

 

 

 

離婚したのはシングルマザーのせい? なぜか他人の離婚を責めるモラハラ男。 

 

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これも実際に言われた話ですが、ある会社に勤めていた時、スタッフ同士で給湯室で話していて離婚原因について聞かれたので、

 

ユッキーナ「私はDVが原因で、離婚しちゃったんですよねー」

 

と別に隠すことでもないと私は思っているので、ヘロッと話したのですが

 

Bさん「ふーん、ユッキーナは男を見る目が無いんだね(笑)」

 

と回答してきました。

 

うぉぉぉい、DVされる私が悪いんかい!?

そして見る目が無いって言われて、私はなんて答えたらいいわけ!?

というか、お前は見る目あるんかい!?

 

瞬間的に3つくらいの考えが頭の中をぐるぐる巡りましたが、一応常識のある人として

 

ユッキーナ「ハハハ、そうかもしれませんね!」

 

と当たり障りの無い回答をしておきました。

 

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ちなみにBさんは男性で妻子持ちだったんですが、どういう思考をしたらDV=男を見る目が無い=お前が悪いの思考になるんでしょうか?

 

男を見る目が無いというのは、かなりシングルマザーを追い詰める言葉です。

 

心が弱っていたりすると「やっぱり私が全部悪かったのかな…?」と自分を追い詰めることにもなるような、冗談でも言ってはいけないスーパー禁句を、Bさんは言い放ちました。 

 

なお、モラハラの素養がある人は「こいつは自分より下だ!」と判断できるような要素や欠点を攻撃してくることが多いのですが、

 

Bさんの場合

「俺は家庭をちゃんと持っているから、こいつは下だ!」

 

という風に私のことを見下したのでしょう。

 

なおモラハラの特徴を一言で表現すると

自分が他より優れていることを、他者を利用して肯定しようとするのがモラハラ加害者の特徴

 (大阪千里法律事務所 弁護士による離婚相談より抜粋)

 

だそうです。めっちゃわかりやすいですね。

 

  

家族が守ってくれない!? 家族間モラハラも余裕であります! 

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シングルマザーの中には、経済的理由や子育ての協力を得るために、実家で子育てしている人はたくさんいると思います。

 

家族関係が良好で、子育てしやすいなら良いのですが、家族間のモラルハラスメントがあると、実家であっても安心して生活することはできません。

 

私はUターンしてから2年間実家で暮らしていました。

 

最初は助けてもらってありがたく、感謝でいっぱいだったのですが、だんだん攻撃を受ける機会が増えてきました。

 

うちの実家の母は料理をするのが得意なのですが、ある時

 

母「もっと食事を作るのを協力して欲しい」


と言われ、仕事が終わってから食事を作る手伝いをしたり、土日はなるべく食事を作るように努力しました。

 

ちなみに私は料理が得意ではありません。料理のレパートリーは少なく、関東に13年住んでいたので、北陸の人の味覚よりも少し濃いめに作ってしまう傾向があります。

 

結果、料理をつくると

 

母「お前が作る料理は、全部居酒屋のメニューみたいだな(笑)」

 

とゲラゲラ笑われるようになり、大変不快な思いをしました。

 

 

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これは立派なモラハラにあたり「ダブルバインド」と呼ばれる行為。2つの矛盾したコミュニケーションで人の気持ちを縛る行為のことです。

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ゆう・メンタルクリニック「なぜDV男がモテるのか? ~ダブル・バインド」から抜粋

 

 

最終的には

 

ユッキーナ「私のことをバカにするために料理させているなら二度と作らない!」

 

と断言し、現在は実家から離れて生活しているので、ダブルバインドされることはほぼ無くなりました。

 

ダブルバインドしてしまう人は、自分に自信が無く、相手を意のままに操ることによって足りない自信を埋めようとしているそう。

 

自信がないということは、長い間不安感や不満感に心をむしばまれてきた可能性もあります。そして、自制心が働かない限り、自分より下位とみなした人間には、自分がされて辛かったことは、経験の為だとかもっともらしいことを言って、自分より下位者も体験すべきという負の連鎖を生みます。

 

 (パワハラ手法「ダブル・バインド」の心理的特徴と対処法より抜粋)

 

 

実家で日々ダブルバインドを受けていたので、当時は相当辛く、実家を出ることができて本当によかったなと思っています。

 

なおダブルバインドから抜けるためには「距離を取る」ことが一番良い方法。同じように家族からのモラルハラスメントで苦しんでいるシングルマザーの皆さん、実家を脱出することをオススメします。

 

最近こちらの記事よく読まれていますので、気になる方はご参考までにどうぞ。

 

www.shinmama.site

 

 

最後に

モラハラされている時は、モラハラされている側も意外と気付きにくい時があります。そのため、

  • さっきの発言なにかモヤモヤする?
  • ○○さんと話すと不快な気持ちになる

など、会話の中で違和感を感じた時、その会話の内容を振り返り、モラハラなのではないか?と疑ってみることをオススメします。

 

モラルハラスメントを長期的に体験すると、精神的に蝕まれていき生活することさえ大変になることがあります。

 

一人で子育てするシングルマザーだからこそ、自分で自分の身を守るためにモラハラの知識をしっかりとつけ、対処していきましょう!

 

それでは、また。

 

 

幸せな働き方を探求する ユッキーナのプロフィール

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